愛媛のリフォーム・シックハウス対策
2011年11月23日
昨今、テレビや新聞・雑誌などで見たり聞いたりするシックハウス症候群、健康な人には何の事だかわかりにくいものです。
シックハウス症候群とは、多くは内装材や建材などに含まれるVOCという揮発性有機化合物によって引き起こされる症状です。
愛媛に住んでいる人の中にも、頭痛やのどの痛み、鼻炎、目の痛み、皮膚炎、何となく体調が悪くなったのを感じている人は多くいます。
こうなると、シックハウス症候群の疑いがあり、シックハウス対策のリフォームをお奨めします。
最近の住宅は、気密性・断熱性が向上して住みやすくなったのは良いことなのですが、床下シロアリ駆除剤、外壁の吹きつけ材、ビニールクロスやコルクタイルから出る化学物質、ホルムアルデヒドが原因といわれています。
いずれも、独特な臭気があり鼻や目の粘膜を刺激します。
建築基準法が改正されて、合板、フローリング材、MDF、壁紙、接着剤、集成材構造用パネル、断熱材、現場施工の塗料・接着剤、保温材、緩衝材等、ホルムアルデヒドの発散量を一定の条件で測定し、愛媛県でも、24時間換気をする事を義務付けられています。
何よりも上記の建材を使わないようにする事ですが、構造上使用しなければならない時もあります。
リフォーム工事後は、数日間は換気扇を回し続け、換気を徹底することが大事です。
リフォーム工事で建築基準法を守っていれば、愛媛県でのシックハウス対策は大丈夫というわけではありません。
家具や防虫剤、化粧品、タバコ身の回りの日用品なども化学物質の発生源となります。
風通りの良い窓を配置して、空気がこもらない自然換気ができるようにしておくのがいいですね。
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